2008年12月16日

入賞花です

入賞花です
 Paph. charleswarthii album 'Kuon' SM/JOGA 83pt.
 (パフィオペディラム チャールスウォルシー アルバム クオン)
入賞花です
 Paph. charleswarthii 'KuonNO2' SM/JOGA 80Pt.
 (パフィオペディラム チャールスウォルシー クオンNO2)

12月例会で紹介された、秋山さんの JOGA入賞花 2点 です。
チャールスウォルシーは、パフィオペディラムの原種の一つですが、上のセパルが大きくて美しい種類ですね。
albumは、albaが白いと言う意味で、パフィオペディラムでは、albumと表現します。

それにしても、どちらも、SM(シルバーメダル)とは、すごいですね・・・。
がんばって、入賞花を出さないと・・・。
「そんな簡単なものではありませんよ・・・(天の声)」

洋蘭の審査制度について、簡単に説明しました。 続きを読むをクリックしてください。

(投稿者 K.O)
 

 洋蘭を審査している機関は、世界には多数、日本には数機関あり、JOGA(日本洋蘭農業協同組合)・JOS(日本蘭協会)・AJOS(全日本蘭協会)が大きい団体です。
審査機関では、優良花をメダル審査して、認定し、RHS(英国王立園芸協会)へ登録されます。
RHSでは、全世界の蘭の品種と優良花を一括管理されており、記名法などについても、ルール化されています。RHSのバイブルを見ることで、全世界の品種・優良花を検索することができるものです。

(洋蘭の審査について)

 リボン審査
大きな蘭展へ出掛けますと、出品花に、青や赤のリボンが付いています。
これは、出品された株を審査して、1位~3位を決めたもので、一般に、青・赤・白の順です。
この審査は、その蘭展の中だけの審査で、株(咲き具合や生育、花数など)の審査結果ということになります。

 メダル審査
紹介しました 入賞花は、こちらの審査になります。
こちらは、花の形、色、大きさなど、その個体が持つ特性の良い株を審査するもので、入賞した株は、その株を株分けしても、同じ花を咲かせる事ができますので、入賞記録は引き継がれます。
審査は、得点制になっており、3~5段階のランクに分けられています。
  GM(ゴールドメダル)やFCCなど  90点以上
  SM(シルバーメダル)やAMなど  80点以上
  SSM
  BM(ブロンズメダル)やHCCなど  75点以上
  SBM
GMやFCCなど、最高ランクは、年に何十回も審査が行われている中で、数点しか出ない程のものなのです。

なお、株には、個体名を付ける事ができ、さらに、入賞しますと、入賞記録を付けることになります。
’Kuon’ SM/JOGA が、それになります。
ところで、’Kuon' という個体名は、知る人ぞ知る 有名個体名の一つです。

知っている範囲でまとめましたが、誤りや追加事項が御座いましたら、コメントをお願いします。


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Posted by 山梨洋蘭愛好会 at 10:52│Comments(0)蘭花紹介
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